“古豪”の磐城
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1981年に初出場した全日本吹奏楽コンクールでは2001年以降3出による不出場を除き、毎年全国大会に東北代表として出場しており、今年で20回目の全国大会となります。
なんと勉学との両立がモットーのなか、1日の練習時間が放課後の2時間と短時間に集中力と効率が求められる環境の中、練習はほぼ生徒に任せていることが特徴的とのこと。

最近の成績は?
2018年 銀賞 歌劇「ばらの騎士」組曲より(R.シュトラウス/高木登古)
2017年 銀賞 歌劇「エレクトラ」より(R.シュトラウス/高木登古)
2016年 銀賞 幻想曲とフーガ BWV537(J.S.バッハ/E.エルガー、根本直人)

東北代表は三善晃や芥川也寸志といった現代曲や歌劇の中でも渋い選曲が多い印象でした。

今年の選曲は?

課題曲5
管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」(M.ラヴェル)



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舞踏詩「ラ・ヴァルス」

英語なら〈ザ・ワルツ〉。舞踊のリズムを用いたラヴェルの代表作といえるこのラ・ヴァルスは、あるときはフランス風ワルツであったり、スペイン舞曲風のタップであったりします。 各ワルツの終わりにかけてクレッシェンド、早期的な切迫が設定されてな波状の盛り上がりが形作られます。オーケストレーションされたスコアが放つ色彩や刺激は想像の域を超えています。

2台のハープを駆使したシャンデリア風の輝きや、打楽器の豪胆な一撃(実際に踊られるワルツでは、ここまで刺激的な炸裂は考えられない)、何かに憑かれたような音の渦巻きは強烈な印象を残す。それは、マーラーの交響曲〈7番〉のスケルツォ楽章や、ラフマニノフの〈交響的舞曲〉の第2楽章等と同様、混沌とした現実世界を熱狂的なエネルギーの輪転の中に巻き込んで行く様を見る思いがする。
https://www.chibaphil.jp/archive/program-document/ravel-la-valse

金賞から昨今遠のいている古豪の磐城、オーケストラを思わせるしなやかな響きを表現できるか、全国大会を楽しみに待ちましょう。







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